未経験からマーケティング業界への転職活動をして、最近Web系の会社から内定が出ましたので、体験談をお話しします!
未経験から転職できる?
結論から言うと未経験からマーケティング会社への転職は難しいです。
理由としてはマーケティングや広告の仕事は基本経験者の採用が多いからです。
ただ、未経験歓迎の会社もありますので、
マーケティングをやりたいという強い気持ちと学習・行動力があれば、転職は可能だと思います。
そもそも未経験からの転職自体が難しいという問題もあります、、
そのため、実績作りや勉強をしっかりする必要があります!
営業と運用について
広告代理店に転職する場合は、営業と運用で業務範囲が違いますので業務概要を書いていきます。
また運用コンサルもついても記載します!
マーケティングをやりたい方は運用を目指している方が多いと思うので、求人応募するときの参考にして下さい!
営業 or アカウントプランナー(企画営業)
営業職で主に自社の商品やサービスを宣伝したいという法人のクライアントと折衝をし、
広告の提案やスケジュール管理等をするポジションです。
営業においてもマーケティングを学べますので、営業経験者やコミュニケーションに自信がある方はおすすめです。
営業が出来るというのは一つの強みですし、営業はどのような職種でも重宝される存在だと思いますので、営業力を付き、なおかつWebや広告・マーケティングの分野に明るくなれます。
もし、運用をやりたい場合は、営業で経験を積み運用にポジションを変える選択肢も一つだと思います。
その場合、営業と運用の2つの強みが得られるからです。
※ただし営業からポジションを変えられるかは会社によると思いますので、面接等で聞いた方がいいです。
運用(マーケティング)
広告の運用担当です。
例えばGoogleのリスティング広告でクライアントのサービスを広告に出す場合、
入稿作業、入札価格の設定、改善、レポートなど多岐にわたる業務を行うのが運用担当者です。
運用担当者には、広告に表示するテキストやデザインなどのクリエイティブな業務だけでなく、予算の管理やデータ分析、戦略立案などについてのスキルも求められます。
戦略を立てたり、物事を深く考えることが得意な方はおすすめです。
広告運用のスキルが付き、マーケティング(物を売る仕組みを作ること)について学ぶことができます。
運用コンサルティング(営業+運用)
上記の営業と運用を兼ねたポジションです。
新設のベンチャーの広告代理店などでは、基本的少数精鋭なので上記の形がとられる傾向があると思います。
近しい職業にアカウントプランナーがありますが、アカウントプランナーはあくまでも広告の運用について企画や提案、営業をおこなう職業です。
一方で、広告運用コンサルタントの場合は、提案にとどまらず運用まで担当するという違いがあります。
営業と運用どちらも出来るので経験はつきますが、2つのポジションの担当になるので多忙になる可能性があるのと、一定の能力が求められる印象です。
広告代理店と事業会社について
マーケティング職に転職する場合は、主に広告代理店か事業会社のどちらかになると思いますので簡単に違いを書いておきます。
広告代理店
広告代理店の広告運用ポジション担当のことが一般的にマーケターと呼ばれる職種になります。
仕事内容としては、主に広告の運用を担当し会社の戦略ポジションとして重要な役割を果たします。
事業会社
事業会社とは何かしらの自社事業(コンテンツ)を持っている会社のことです。
事業会社のコンテンツのマーケティング担当のことが一般的にマーケターと言います。
コンテンツの広告運用を事業会社のマーケ担当がやることをインハウスと言います。
また、コンテンツの広告運用を広告代理店に委託するパターンもあります。
広告代理店と事業会社の違いとしては
・広告代理店は広告の専門家としてコンテンツの運用代行をする
・事業会社はコンテンツがメインでその中でマーケティング担当がいて、
自分たちで広告運用(インハウス化)するか、広告代理店に運用委託するかは自由といった感じです。
私の友人は広告代理店で働いた後、事業会社に転職してましたので、そういったキャリアもあると思います!
未経験が難しい理由
先ほど記述しましたが、未経験からの転職が難しい理由の詳細を書いていきます、、!
経験者歓迎
マーケティング職は基本的には経験者募集している所が多いです、
理由としては、専門性が求められる仕事なので、企業としては経験者を取りたいと思うのが普通だと思います。
しかし、未経験歓迎の所もありますので、未経験の方は、未経験でもOKな所で探すのがセオリーです。
未経験歓迎している理由としては2つあると思っています。
・ポテンシャル採用で、未経験を育てる研修などが整っている
・人手が足りないので未経験でもOKというパターン
後者の場合は、ハードワークになると予想されますので、事前にオープンワークやライトハウスなどの口コミサイトで評判を調べて前者のような会社を探すのがいいと思います。
また、他業種で営業経験している方は未経験であっても歓迎されると思います。
理由としては営業や運用にしても、コミュニケーション能力が求められるので、すでに営業の仕事をしている場合、
一定のコミュニケーションスキル等があるとみなされるからです。
もちろん営業職以外の方でも「コミュニケーション能力」や「戦略的思考」「リーダーシップ」がある方や、それらが得られる環境で働いている場合は、転職市場でのニーズがあると思います。
専門スキル
特に広告運用のポジションだと運用の知識や経験がないと、転職は難しいかもしれません。
今は、未経験からマーケターに転職する人をサポートするマーケティングスクールがあるので、スクールに入って知識や経験をキャッチアップするのがおすすめです。
実際に私もマーケティングスクールの「デジプロ」を受講して転職成功したので、個人的には、デジプロを受講するのがおすすめです。
私が通ったスクールでは、知識を付けるだけではなく、実際にクライアントさんのコンテンツの広告運用が出来たので、大きな経験となりました。
マーケティングに関するコンテンツ作成や実績を付ける
マーケティング職に未経験から転職する場合は、何らかのコンテンツ発信をしてマーケティングを学ぶことが重要だと考えます。
私はブログを通じてマーケティングやSEOを学び、そこで得た経験を面接などでアピールしました。
ブログ以外だとYouTubeやInstagram等のSNSで発信し、収益を出すことをすればアピールになると思います。
ただ、収益を出すことは難しいですが、少なくとも何かしらの発信をするのは、前向きに行動する姿勢が評価されるかもしれませんし、PDCAを回すチャンスだと思うので、何かしら発信するのはおすすめです。
個人的には、コンテンツを作成する経験をつめて、知識のインプットとアウトプットが出来るブログがおすすめです!
競争率が高い
マーケティング職は競争率が高いです。
デジタル広告業界は年々成長しており、日本の広告費は2019年にマスメディア(新聞・雑誌・テレビ・ラジオ)広告を抜き、業界シェアが1番になっております。
つまり、今後も成長する業界なので、ある程度の収入を見込めますし、キャリアとしても良い将来プランが立てれます。
成長業界のため、未経験から転職する場合は、相応のがんばりや覚悟がいると思います。
しかし、明確にやりたいことがあって日々正しい努力を継続できるならば、転職は可能だと考えています。
内定を取るためにやった方がいいこと
個人的に内定を取るためにやった方がいいことをお伝えします。
もちろん内定だけではなく、内定後や日々の仕事にも役に立つものなので是非実践してみてください。
マーケティングスクール
マーケティングスクールに入って専門スキルを持った講師の方から学ぶことが、とても収穫になると思います。
スクールは主にマーケティングの基礎知識や広告運用・SEOなどについて学ぶことで、マーケティングを理解するのが主な目的です。
マーケティングは色々な意味や捉え方があります。
基本的には「物が売れる仕組みを作る」のが広義的な「マーケティング」の意味です。
その中で広告は、マーケティングの中の一つの手段でしかないので、マーケティングを極めるのは時間がかかります。
しかしながら、広告はマーケティングの中での重要な立ち位置ではあるので、スクールで広告について学ぶのがおすすめです。
独学
独学は重要です。
独学だけで転職できるかどうかは個人のポテンシャルによると思います。
個人的にはスクールに通い、スクールで学べないことなどは独学で学ぶスタイルがおすすめです。
広告・マーケティング業界は変化が激しく、常に最新情報にアンテナを張る必要があります。
なので、常に独学で学ぶする癖をつけるのが重要だと感じます。
マーケティングだけではなく、自分がやりたいことや好きなことを学ぶことは苦でないと思うので、そういったものを見つけて打ち込んでいくのがいいと思います。
本を読む
独学に近いですが、読書はおすすめです。
特にマーケティング・転職関連のビジネス書を読むことで、知識がアップデートされ、思考や行動が良い方に変化していきます。
他の記事で色々な本をオススメしていますが、特におすすめなのがUSJを再建させたマーケター森岡さんの本です。
テーマパークを変革した本質的なマーケティング手法だけではなく、人生観や仕事観など色々なことが学べます。
例えば「苦しかったときの話をしようか
YouTubeで解説動画があるので気になる方は見て下さい。
「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門
私がマーケティングをやりたいと思ったきっかけの本です。
マーケティング思考を身に着けることの重要性が分かり、専門的に学んでいこうと思いました。
転職エージェントへの登録
転職活動を始める際は転職エージェントに登録するのがおすすめです。
転職サービスは転職エージェントと転職サイトがありますが、
結論としてはエージェントの方がおすすめです。
理由としては転職エージェントは転職サポートや面接の調整などの調整業務をやってもらえるので、
効率的に活動を行えるからです。
私が実際に使っていた転職エージェントをお伝えします
リクルートエージェント
リクルートエージェント(RA)
私自身RAをつかって2回未経験転職出来てますので、
未経験かつマーケティングで探している方には最適だと思います。
個人的にはRAのアプリはUIが優れていて操作性が優れている所が良いと感じました。
また、模擬面接サービスがあり、面接官からのフィードバック結果の詳細が貰えることで改善点が見えてくるので、面接対策したい方は利用をおすすめします。
doda
doda
他のエージェントと使い分けたいときにぴったりです。
求人紹介される数が多いのでチャンスが増えるのがメリットだと感じました。
マスメディアン
マスメディアンは広告業界に特化した転職エージェントです。
こういった専門のエージェントは経験者ではないと登録を断られるパターンがありますが、
私は未経験でもサポートを受けることが出来ました。
(マーケティングスクールから紹介され登録したので、登録できるかはスクール経験の有無によるかもしれません、、)
未経験歓迎の求人もありますし、他のエージェントではない求人の紹介もありました。
設立が新しいベンチャーの求人も多数あったので、ベンチャー希望の方にはあっていると思います。
転職エージェントの登録は2~3くらいに抑えるのがおすすめです。
増えすぎるとエージェントとのやりとりが大変になるからです。
多忙な人は2でもいいと思いますが、1だと比較対象がなかったり求人プールが狭くなるのであまり推奨しません。
個人的には、マーケティング求人が多いリクルートエージェントがおすすめです!
実際の転職活動
実際の転職活動期間と活動内容を書いていきます。
結果的に活動期間は3か月程度でした。
期間中は忙しさと上手く行かなさで大変でした、、!
3月~7月半ば
マーケティングスクールに通い講義を受け広告運用実践をしてました。
転職活動開始:5月のGW明け
活動1か月目:転職活動開始し、面接を受けましたが全く手ごたえ無く、
マーケティングの実践や勉強が必要だと思いました。
活動2か月目:
仕事して平日夜と休日はひたすらスクールの予習復習とスクールと読書をしてました。
転職活動も並行して行い面接も入っていたので面接対策と面接もこなしてましたが、
かなり忙しくて面接も思うようにいかなかったので焦ってました。
活動3か月目:
2カ月目と同じルーティンを繰り返してましたが、面接の失敗などは改善するようにしたり、新しく知識や経験をつけたり自己啓発的なことをやって、経験値を上げてました。
行き詰ったときは本を読んで知識をアップデートすることによって上手く行けばいいなと思ってました。
活動4か月目:
8月の初めにWeb系の会社に内定が出たので、転職をすることにしました。
短期間で内定が取れたのは運が良かったですが、今までの面接の経験を通じて回答内容を改善していったことと、本を読んで自己分析や自己啓発が出来たのが良かったのかなと感じています。
まとめ:Webマーケティング業界への転職は未経験は難しいがチャンスはある
Webマーケティング業界への転職は未経験は難しいがチャンスはあります。
実際転職活動はスムーズにいけばいいですが、うまくいかないケースも多くあると思います。
上手くいかないと、辛い思いも時にはすると思いますので、諦めてしまう方もいるかもしれません。
ただリスクを取って行動しないと成果には繋がらないと思ってますので、
失敗しても諦めないことと、前向きにやりたいことを実現しようとする姿勢があれば、
未経験でも転職できると思いますので、こつこつとやっていくのが大事です。
当ブログでは転職に役立つ記事を引き続き上げていこうと思います!
記事を通じてあなたの学びになることや気付きがあれば幸いです。