接客業を辞めたい人へ…その原因と無理に続けても損する理由【体験談】

「接客業で働いているけど接客やクレーム対応が辛い・・」
「人間関係が悪くて辞めたい・・」

接客業に勤めている方の中には、こういったストレスを抱えながら仕事している方もいると思います。
私自身も新卒で小売業に入り、店舗での接客業をしていましたが、社内の人間関係やクレーム対応等でストレスを抱えながら仕事をしていました。

また、休みも少ないしシフト制なのもあり、接客業の大変さを実感しました。

そしてこのままずっと接客業を続けた未来の自分を想像したとき、なりたい自分(理想)とは違うと思ったので、
専門スキルを付けて働くため、転職活動を開始し、未経験から自分の希望する業種に転職出来ました。

接客をしていた時の店の人間関係やクレーマー相手をにして疲弊することはなくなり、
ストレスフリーの環境を手に入れることが出来たので、
結論としては、接客業が辛くて転職を考えている人は早めに転職した方がいいです。

目次

接客業が辛くて辞めたくなる原因 5選

接客業が向いてなかった

接客業に入社した人はやりたいことベースというより、大学時代の就活に力を入れずなんとなくで入った人も多いのではないでしょうか。
そうなると、入社してからやっぱり向いてなかった・・」「自分のやりたいこととは違うかも・・と後悔する羽目になります。

接客業に向いていない人の特徴がこちらです。

接客業に向いていない人の特徴
  • コミュニケーションが苦手
  • 人見知りで出来るだけ人と関わりたくない
  • 心が繊細な人(HSP)
  • 柔軟な対応ができない
  • メンタルが弱くストレスを溜めやすい
  • 気が短かかったりマイペースである
  • 人に興味がなく、話すことに楽しみを感じられない

接客業は人と関わることや話をすることが好きな人が向いていて、お客様の立場に立ち問題解決の手助けをすることにやりがいを感じる人は多いと思います。
しかし、そもそも接客に向いてなくコミュニケーションが苦手な場合、仕事にやりがいを感じられず辛い思いをします。

僕の場合も正直、忙しくて余裕がないのもあり、接客するときに上辺だけのコミュニケーションになっていたので、仕事だからやってる感が強くやりがいを感じられなかったです。
逆にお客さんと直接話すことが好きな人にとっては向いているはずなので、各個人の性格含め接客業は向き不向きがあると感じてます。

給料安い

接客業は基本的に給料は安めです。

以前聞いた話だと、接客業で長く働き役職が付いて給料上がるかと思ったら、役職ついたことにより残業代が出なくなり給料下がった人がいたと聞いてゾッとしました。

新卒の時点では他職種と給与はそこまで変わりませんが、上げ幅がないので年々周りと差がつくようになります。

転勤多い

接客業は転勤が多いです。

人の入れ替わりが激しいので半年や1年で転勤もざらにあります。
配属地でせっかく慣れてきたのに、転勤によって知らない場所に1人で行きその度に人間関係がリセットされるのは辛いですね。

こう転勤が多いと将来のライフプランも立てづらくなり、いつ転勤になるか気が気でなくなり不安に陥ってしまいます。

平日休み

サービス業なので土日は基本出勤で平日休みのシフト制です。平日休みも日にちが決まっているわけではないので、友達と遊んだり旅行の計画を立てるのが困難になります。

イベントやライブは基本的に土日にあるので、そういったものが好きな人にとっては辛いですね。
あと、個人的には平日休みは連休ではないですし、気分的にもあまり休んだ気にはなれませんでした。

社内の人間関係やクレーム

私の場合は社内の人間関係に苦労しました。田舎の店舗だったのですが、すぐ噂が広まる・人の悪口ばかり言ってると言った感じでした。

新卒で入った時、上司に分からないことを質問したら「そんなこともわからないのか、自分で考えろ」と言われ、悲しい思いをしたのを覚えてます。
アルバイトの人は優秀な方もいましたが、働かない人や文句ばかり言っている人も一定数居たので、
そういった方と上手くコミュニケーションを取り、動かすのが大変でした。

また、理不尽なクレームをする人は少数ですが一定数居るので、その対応もストレスでしたし、
対応しすぎてそれに慣れてしまったのも自己嫌悪気味でした。

接客業を無理に続けなくて良い理由3つ

シンプルにしんどい

🔹毎日この辛い仕事をしないといけないのか、、
🔹5年、10年後も同じような単純作業を繰り返さないといけない
🔹自分がやりたい仕事や好きなことができなければ、耐えながら仕事するのが当たり前なのか

接客業はシンプルにしんどいです。
お客さんはいい人ばかりだといいのですが、いつ理不尽なクレーマーが来るかわからないので毎日怯えながら働きます。

また、社内の人間関係が悪い場合、毎日をやり過ごすので精一杯になり、疲弊していきます。
もし、上司によるパワハラが常習の職場だとかなり辛いので、その場合は辞める選択肢が濃厚になります。

続けても苦手なものは変わらない

苦手なものは基本的には変わらないです。
定数変数の話ですが、変数として表面的な事は変われるものもあるが、定数としての根本の考えや元の性格は変わりません。
苦手なものは苦手だし、合わないのは合わない。嫌いなものは嫌い。
私はそれでいいと思ってます。

少し話が反れますが、人間関係においても合う合わないがありますし、自分が好きな人や会う人だけと付き合うのもありです。
ただ、近代において個性や生まれ育ちの違い・多様性を受け入れることが必要で、理解できないことを頭ごなしに否定せず理解しようとすることが大事です。

接客業向いてないというのも問題ではなく単純に合わないだけであなたは何も悪くありません。
絶対にあなたに向いている他の仕事はあります。

環境を変えるべきです。
「環境にこだわれ」という言葉もありますし、良い環境に行けば自分も刺激を受けてより自分を高められます。

もし、この職場のレベルが低いなと思ったら、あながち間違いではないと思いますし、
そう思うあなたは優秀な人だと思うので、間違いなく転職してキャリアアップした方がいいです。

接客業からの転職先は少ない

未経験転職は基本厳しいです。
 
また、実際に働いてると実感すると思いますが、接客業はスキルが身につきにくいです。 
実績を語れないと転職面接の通過が厳しくなります。
接客業で身につくのはコミュニケーション能力だと思いますが、抽象度が高いスキルなのでアピールするのも結構難しい所があります。

そのため、次のやりたいことを見つけて、そこに入るために必要な実績作りや資格取得のための学習をするのは必須です。
戦略としては、基本未経験歓迎の所を狙って入社し、キャリアアップしていくのがいいです。

未経験歓迎の所は基本ポテンシャル採用です。
また、人材育成の観点から若い方が採用されやすい傾向があるので早く行動した方がいいのは間違いないです。

未経験転職する場合は、なるべく20代の転職有利な内に行動した方がいいです。
30代からでも取ってくれるとこはありますが、よりポテンシャル高くないといけないので難易度は上がっていきます。

接客業を辞めたいと思ったらやるべきこと3つ

やるべきこと3つ
  • やりたいことを見つける

何がしたいかはすぐに見つかるわけではないので、とりあえずでも行動して手探りで探していきましょう。いつか「自分はこれがやりたかった!」とピンとくる時が来ます。

  • 転職活動 

転職する決意が出来た時は、転職期間やスケジュールを決めたり、履歴書・職務経歴書の作成などを行っていきましょう。まずは気になる求人を見ることから始めるのもOKです。

  • 退職準備

いつ退職するのかの目途を立て準備をしましょう。
退職してから転職するか、働きながら転職活動するかどちらかだと思いますが、
働きながらの方が余裕が出来るが、短期で決まる見込みが有れば辞めてもOKなので、ご自身の判断になります。

接客業からのおすすめ転職先3つ

私個人の考えとして、おすすめの転職先は3つあります。
もちろん、あなたのやりたいことを仕事にするのが一番ですので、参考程度にしてください。

営業(Web/IT系)

小売業と似てて、コミュニケーション能力が重要になる職種なので、
転職先としては有力で、営業スキルという強みを持てます。
難度高いですが法人営業がおすすめで、業界は伸びているWeb/ITを狙うのがいいと思います。

Webマーケティング

営業の前のプロセスである集客を担当数する職種です。
事業会社の広報・マーケティング職や広告代理店の広告運用担当などが主に該当します。
Web集客が主流になった今、どの会社にも必須な人材ですし、
現在の企業の営業活動の多数は Web集客→営業 という流れなのでマーケティングの重要性が高まっています。

エンジニア

より専門性を持って働きたい場合はエンジニア(プログラマー)がおすすめです。
営業と違って前に立つ職種ではないので、黙々と一つのことを極めたい方にはおすすめです。
私の友人は未経験からエンジニア養成スクールに通いエンジニアになってました。


まとめ:まずは小さな行動から

実際に私も接客業で働き接客向いてないなと思い、思い切って会社を辞めて転職しました。
当時は初めての転職+未経験ということもあり面接など苦労しましたが、最終的には希望する営業の仕事をすることが出来ました。

未経験から転職する際は転職エージェントサービスがおすすめです。
転職アドバイスやキャリア相談もでき、転職の始め方から最後までサポートしてくれるので強い味方になります。

特にリクルートエージェントは大手なので未経験OKの求人数も圧倒的に多く、未経験からの転職する人に寄り添った対応をしてもらえますし、実際に私も転職成功しました。

ですのでまずは転職エージェントに相談をし、必要であれば転職サイト利用をしたり専門のスクールに通うのがおすすめです。
下記に転職する際に役に立つ転職支援サービスを紹介しますので、もし気になるサービスがあればチェックしてみて下さい。

【結論】おすすめの転職系サービス

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