小売業を辞めたい・辛いので転職したい人へ

私は大学を卒業後、新卒で小売業界に就職しました。

当時は就職の軸が薄く、なんとなく自分が知っている小売会社に就職しました。
入社した後、このまま続けても先がないと思い、3年程で辞めました。

結論から言うと、小売業を辞めたい方はすぐに辞めた方がいいです。

以下、実際に小売業で働いていた時のデメリットをお伝えします。

目次

人間関係に疲れる

小売業に限らず、全ての職業は人間関係が大事だと思いますが、配属先の店長・上司が理不尽な人だと毎日辛い思いをします。
特に店長がやばい人だと、地位的には誰も逆らえずセクハラ・パワハラを咎めることが出来ないです。

接客業は働いている人やお客さんとの距離が割と近いので、人間関係に疲れがちな気がします。
アルバイトの方の中で働かない人や態度が悪い人がいれば、関わり方に苦労しますし。

また、全国的に店舗がある場合は転勤が多いので、毎回人間関係を一から作らないといけません。

スキルがつかない

小売業は転職に活かせるスキルをつけるのが難しいです。商品知識・経験を増やしたとしても、他業種の転職には有利に働きません。

接客はB to C(個人のお客様対応)になりますので、法人相手に比べて折衝スキルは付きづらいです。
クレーム対応は上手くなりますが笑

だた、コミュニケーションスキルを付ければ、営業職などの転職に有利になると思うので、
働いている人やお客様とのコミュニケーションは積極的に取ったり、売上の作り方を工夫したりして自分から能動的に色々な取り組みをすることがいいと思います!

AI・ロボットで代替可能

AI(人工知能)やロボットの台頭により、「2030年までに既存業務のうち27%が自動化され、1660万人の雇用が代替される可能性がある。」「2030年前後に、日本の労働人口の49%が人工知能やロボット等で代替可能になる。」と言われています。

小売業の観点から見ると、レジや品出しは機械化され、在庫や売上もAIにて管理するようになり、AI・ロボットで代替可能な分、従業員が減ることが予想されます。

最近ではChatGPTという高性能なチャットAIが公開されており、社会で実用化されれば接客なども不要になる可能性があります。
AI化は小売業だけの話ではないですが、この先のシンギュラリティ(技術的特異点)に備えて、今後の変化に対応できる能力と、代わりが効かないスキルを身に付けることが大事になっていきます。

土日祝休めない

土日祝は休日休みのお客さんが来て忙しいので休めません。
当たり前ですが、一般的な職の人が休んでいる時が稼ぎ時のため働きます。

祝日も出勤なので年間休日も少ないですし、土日の有給は取りずらいです。
シフト勤務制だとなかなか休みがコントロールできません。
また、友達との時間や趣味の時間などの予定が合わなくなります。

平日休みのメリットとしては、映画館やショッピングモールなど、どこに行っても空いている所です。

転勤が多い

全国に店舗がある場合は転勤が多く、転勤の度に住む場所を変え、新たに人間関係を作る必要があります。
そのため、深い関係の友人を作ることが難しく、転勤が理由で彼女と別れるというケースもあります。

転勤場所も希望出来ないので、始めは見知らぬ土地でひとりで生活をすることになります。
また、個人的に転勤制度は若い時は耐えればいいかなと思いましたが、長期的に考えて、住むところを自分選べないのは辛いなと思いました。

離職率が高い

小売業の3年以内の離職率は36%と全業種の3年以内離職率の31%より5%高いです。

僕の勤務先でも退職者が多かったですが、その分毎年新卒を一定数入れ会社を回しているという印象でした。
個人的には上記のような悪い?サイクルにするより、職場改善して離職率を抑えた方がいいとは思いました、、

離職率が高い原因は今まで紹介した理由に加え、小売業は開店から閉店まで働く等で長時間労働になるケースもあるのも、理由のひとつと思います。

結論

僕の場合は人間関係の問題があったのと、長期的に見てスキルが付かないと感じたため、小売業を辞めました。
辞めるかどうか悩んでる方は、辞めた方がいいと思います。

よく3年は続けるべきと言われますが、3年も働く必要はありません。
昔は終身雇用があったので、ひとつの会社で長く働くのが良しとされる価値観でした。
今は終身雇用が崩壊しているので、どんどん職を変えてレベルアップしましょう。

短期間で辞めたとしてもどうにでもなります。
友人は小売業を1年以内に辞めましたが、転職成功しています。

転職先が決まって辞めるか、辞めてから転職活動するかどうかの問題があると思います。
余裕がある場合は転職先が決まってから辞めればいいですし、
時間や精神的に余裕がない場合は、辞めてから転職活動するのも一つの選択肢
です。

一時的に無職になるのは不安かもしれませんが、その間に転職に向けてのスキル取得や資格勉強をしたり、失業保険を貰ったりと出来ることは多いので、何も問題ありません。
ちなみに僕は退職した後、地方から上京し転職活動し転職出来ました。

持論ですが、行動を起こせばある程度は自己実現できると思っているので、
失敗を恐れず動くことが大事かなと思います。

転職方法

転職方法を4つ紹介します。

転職エージェント

僕は転職エージェントを使い転職しました。
キャリアアドバイザーが一貫して転職のサポートをしてくれますので、どの業界に行くか悩んでいる方や、転職初心者にオススメです。
自分が何をしたいのか、自分のキャリアからどんな将来の転職ルートがあるのかもエージェントに相談できますし、自己分析や面接対策など転職に必要な物が情報が網羅されており、かなりの味方になります。

おすすめの転職エージェント

リクルートエージェント
僕はリクルートエージェントをつかって2社ほど転職成功したので、求人やエージェントの質は間違いないです。

doda  
こちらも大手エージェントで幅広い求人が豊富にあります。

転職サイト

転職サイトでの転職活動は自分で求人をチェックし活動するやり方になります。すでに目指す業界や職種がはっきりしていて、転職活動に慣れている人にオススメです。

おすすめの転職サイト

リクナビNEXT
リクルートが運用している大手転職サイトで求人数が多いです。

マスメディアン
広告・Web業界の求人に特化した専門エージェントです。

独学

自分がなりたい職業の勉強を独学でしたり、関連する資格を取り転職する方法です。
未経験職への転職の場合、実績を作るのは有利になります。転職エージェントや転職サイトを使いながら独学するのもいいかもしれません。

スクール

プログラミングスクールやWebマーケティンスクールに通いスキルをつけてから転職する方法です。スクールの講師は専門知識を有しており、独学が苦手な方や、プロから学びたい方には最適です。

おすすめのスクール

マケキャン
DMMが運営するマーケター養成スクールです。プレゼン力をつけることを重視しています。
営業寄り(アカウントプランナー等)でマーケティングに携わりたい方は特におすすめです。

デジプロ
広告運用の実践が出来る、マーケター養成スクールです。
私は実際にデジプロに通ってマーケティング会社に転職出来ました。

下記記事にて、マーケティングスクール「デジプロ」に通った体験談を書いています。

【現実】webマーケティングスクール「デジプロ」に実際に通ってみた体験談【転職】

オススメの転職先

オススメの転職先を3つ紹介します。

営業職(Web・IT)

小売業からの転職としては営業職がオススメです。
営業職は未経験でも歓迎されますし、人と接する仕事という共通点があるので転職しやすいです。その中でも現在伸びている業界である、Web・IT系の営業職をオススメします。

Webマーケター

Webマーケターは広告運用等を通じてマーケティング(集客)を行う仕事です。
未経験からの転職の場合でも、Webマーケーターのスクールがあり、転職サポートも受けられますので、目指してみるのもありです。

エンジニア・プログラマー

プログラミングに興味がある方はプログラマーやエンジニアを目指すのもありです。
未経験からの転職の場合、独学かプログラミンスクールに通い能力をつけてからの転職になります。

最後に

小売業を辞めたい方に向けて記事を書きました。現在悩んでる方への助けになりましたら幸いです。

転職先については上記で紹介した転職先に限らず、自分の行きたい所や実現したい事が出来る職種・業種が一番だと思います。
会社勤めではなく、起業したり、個人事業主・フリーランスになるのもありですし、好きに生きるのが理想だと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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